1月17日 『松本清張・最終章 わるいやつら』制作発表記者会見が行われました!


 1月16日、テレビ朝日本社にて、『松本清張・最終章 わるいやつら』の制作発表記者会見が行われ、主演の米倉涼子さんをはじめ、上川隆也さん、余貴美子さん、北村一輝さん、笛木優子さん、金子昇さんといった“わるいやつら”を演じるみなさんが壇上に勢ぞろいし、ドラマにかける意気込みなどを披露しました。
 『黒革の手帖』『けものみち』に続く、松本清張三部作最終章、そして“米倉史上、最悪”という今作だけあり、多数の立ち見も出るほどの取材陣が集まり、その注目度の高さを感じさせました。
 質疑応答では、ユニークな質問が続出。タイトルにちなんで「この中でいちばん“わるい”と思う共演者は?」という質問には、ほぼ全員が北村さんの名前を。それに対し、北村さんは、「本当に悪いのは、上川さんみたいな人」と反論。「わかりやすい悪さというよりも淡々と悪いことができる人がどれだけ怖いか、このドラマを観ればよくわかると思います」とドラマのみどころも語ってくれました。

わるい看護師・寺島豊美役 米倉涼子さんコメント
「残念ながら今回をもって(松本清張シリーズが)最終章ということなので、悔いのないように楽しんで撮影を進めさせてもらっています。今、ちょうど5話を撮影しているのですが、今のところ私は悲劇の女性ですが、それがいつ“史上最悪”の悪い女になるのか、自分でも楽しみにしています。自信作です。ぜひご覧下さい。
(前二作と比べて)今回は本の本質的なものが違うような気がするんです。キャラクター的には一見、巻き込まれていってしまう女性ですが、それを新鮮に感じて楽しんでいるような気がします。今回は新しいキャストのみなさんと、馴染んだスタッフのみんなで話をしながら、落ち着いて味わいつつ楽しんでいるという感じがします」

わるい医師・戸谷信一役 上川隆也さんコメント
「原作のタイトルどおり、登場人物一人ひとりが腹に一物を持っている魍魎(もうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するような物語を毎日楽しみながら演技しております。あまりにも自分自身からかけ離れた役柄ですので、日々苦心惨憺(くしんさんたん)しながら作っています。視聴者の皆様にも非現実感満載のドラマを楽しんでいただければと思っております」

わるい女将・藤島チセ役 余貴美子さんコメント
「日常やってはいけないこととか、非日常的なことを考えながら悪い女将を楽しく作っています。あやしい世界を楽しんでいただけたらな、と思っております」

わるい弁護士・下見沢作雄役 北村一輝さんコメント
「原作はすごくミステリアスで面白い話なのですが、それ以上のものを作るようにみんなで試行錯誤して頑張っています」

わるいデザイナー・槇村隆子役 笛木優子さんコメント
「毎日、すばらしい先輩方に刺激を受けながら楽しく撮影しています。映画では松坂慶子さんが演じられていましたが、今回の『わるいやつら』では私なりの槇村隆子を演じられたら、と思っています」

わるい刑事・嘉治貞一役 金子昇さんコメント
「今回、すばらしいキャスト、スタッフに囲まれて毎日楽しく撮影させていただいております。今まだこの段階で言えるのは、僕がわるい刑事なのか、わるいやつらを捕まえる刑事なのか、僕自身わかっていないということです。今後の展開に僕も期待しています」

 

脚本家・神山由美子氏コメント
「『黒革の手帖』も書かせていただいて、同じシリーズなんですが、今回はちょっと違います。もっともっと深いテーマを追求することができるドラマだと思って、今非常に手ごたえを感じています。原作では主人公が上川さんが扮する戸谷信一なのですが、視点が看護師の豊美になったことで、原作の戸谷と同じことをやっていてもそのテーマを少し変えています。このドラマはストーカーという風に言われていますが、私は恋の話だと思うんです。怖い恋の話だと位置づけています。すべてがパワーアップしていますし、私にとっても自信作です」